インタビュー 第4回:野村代表が語る「Japan-YWPの仲間たちと-やりたいこと-」

本記事では、J-YWP代表を務める野村さんに迫ります。

京都大学大学院地球環境学堂水環境保全論分野の助教を務め、2022年度からはJapan-YWPの代表も務める野村さん。
コロナ禍の混乱の中で芽生えたオンライン活動が、いまや直接の対話やリアルな交流へと進化し、同年代の仲間たちとともに、"ワクワク・ドキドキ"する新たなチャレンジに向かっている彼の軌跡は、未来の水環境分野に大きな変革をもたらす力を感じさせます。

この記事では、そんな野村さんの思いと、Japan-YWPが拓く新たな未来をお届けします。


― 野村さん、まずは簡単にご自身のことを教えてください。

野村:京都大学大学院地球環境学堂水環境保全論分野の助教を務めています。
創エネルギー型下水処理システムの開発に取り組んでいます。

2022年度からJapan-YWP代表を務めてまして、副代表を務める高田さんと渡利さんと同い年ということもあり、普段から共に活動しながら、互いに刺激を受けています。


― J-YWPに参加されたきっかけを教えてください。

野村:私がJapan-YWPに加入したのは2020年度のことです。Japan-YWPのOBにあたる先生から紹介していただき、「進行を深める機会になるだろう」と勧めてくださったのがきっかけです。話を聞いて、迷わず参加を決めました。


― J-YWPでの活動を始めた頃と現在では、どのような印象の変化がありましたか?

野村:初期の印象は、とにかく混乱そのものでした。ちょうどコロナ禍真っ只中でJapan-YWPの運営委員として加入しましたが、誰とも直接会ったことがなく、議論されている内容もよくわからないことが多かったです。
それでも、何かしら行動を起こさなければと感じ、オンラインでできることを模索しました。
その過程で、当時の運営委員と一緒にウェビナーを企画するなど、新たな交流のきっかけを得ることができました。
今ではようやく、皆で直接話し合える機会が増えたことを嬉しく感じています。

現在は「"ワクワク・ドキドキ"を大切にして、皆で楽しみながら水業界の面白さ・奥深さを共有したい」という思いが強いです。
Japan-YWPは10年以上の歴史を持ち、伝統的なイベントも数多くあります。
皆それぞれ本業を抱えながらも、Japan-YWPの活動に時間を割いていただき、ここまでやってこれました。少ない人数でのイベント運営しているため、多少大変なこともあるのですが、運営委員や参加される若手の方々が、"ワクワク・ドキドキ"できる楽しい時間・場を共有することをが何よりも重要だと考えています。


― J-YWPに参加されて楽しかったことや良かったことを教えてください。

野村:最近のイベントでは、Philippine-YWPとの国際シンポジウム開催は特に楽しかったです。全国の大学から多種多様な学生が参加してくれましたし、Philippine-YWPとの関係を構築することができました。
この活動を通じて出会った仲間たちは、何年後かにはそれぞれの場所で重要なポジションにつくことになると思います。
そのときに、一緒にプロジェクトを組むことができれば素晴らしいですね。良い意味で公私混同して、Japan-YWPを卒業してからも、関係が継続するくらい、仲良くなりたいですね。

また、たまに開催される飲み会やセミナー後の懇親会も非常に楽しい時間です。
そうした場ではさまざまな話を聞くことができ、新しい視点や考えを共有できる貴重な機会となっています。


― J-YWPの活動を通じて、個人的に面白いと感じる部分はどこでしょうか?

野村:一番面白いと感じるのは、「やりたい」と言えば、それが実現できるところです。
自分の所属する組織では難しいことや、なかなか提案しづらいアイディアも、Japan-YWPを通じて形にすることが可能です。
その過程で、段取りの仕方や色んな事を学ぶことができるのも大きな魅力の一つですね。

さらに、フットワークの軽さも特筆すべき点だと思います。
この柔軟さこそが、活動を進める上での楽しさや充実感につながっていると感じています。


― 今後、J-YWPの活動や個人的にやりたいことはありますか?

野村:全く関係ないことかもしれませんが、皆でお風呂やサウナに行きたいと思っています。
水業界にいる私たちだからこそ、水に触れながら、例えばお風呂に入りながら話をすれば、もっと多様なアイディアや深い話ができるのではないかと考えています。

高田:昔は合宿もあったらしいので、復活させていきたいですね。

野村:それをやれたらもっと楽しいですね!





― 最後に、J-YWPに興味を持たれている方々へメッセージをお願いします。

野村:Japan-YWPはいつでも、どなたでもウェルカムです!
年齢制限の35歳という縛りさえも、個人的には気にせず参加いただいていいんじゃないかと思っています。
活動を通じて共にプロジェクトを立ち上げることができれば嬉しいです。
J-YWPにはそれを可能にする柔軟性と可能性が詰まっています。
新しい出会いや経験を通じて、ぜひ一緒に楽しい時間を作りましょう!

そして、一緒にサウナに行きましょう!(笑)

村上:私もサウナ行きたいと思いました!(笑)
ぜひ京都で開催しましょう!




野村さんの語る「やりたいこと」が、Japan-YWPという枠を超えて広がる未来像を感じさせます。
サウナでのリラックスしたひとときの中から生まれるプロジェクトの夢、そして本業と両立しながらも情熱を注ぐ仲間たちとの交流。
Japan-YWPは、誰もが自由に参加でき、自らの”ワクワク・ドキドキ”を存分に形にできる場所です。
これからも、柔軟な発想と熱い情熱で、新たな水環境の未来を皆で共に築いていく――そんな希望にあふれたストーリーは、きっとあなたの心にも響くはずです。

ぜひ、Japan-YWPの素晴らしい仲間たちとともに、新たな挑戦に参加してください!

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